『舞-HiME@AT-X』そして『PERFECT BLUE』

ちょうど昨日の日記に取り上げたあかね@潤子さんの悲鳴の回がやってたので視聴。
この場面、改めて見るとやっぱりすごいや。最初深優にハリィが倒され何が起きたのか理解できず、徐々に起きたことの重大さを知り、自分の死への恐怖からくる悲鳴が恋人の和也の死に対する悲鳴へ変わっていくさまがいいよなぁ。。。
潤子さんの恐怖に対する演技と言って思い出すのは、昨日のコメント欄でも触れましたが、『千年女優』『妄想代理人』で有名な今敏の初監督作品『PERFECT BLUE』。
B級アイドルから本格女優へ変貌をとげる未麻の周囲で起こる様々な事件を描くサスペンスものなのですが、この主役である未麻を演じるのが潤子さん。アイドルという殻を脱皮し、「女優」にのしあがるためにドラマで文字通り体当たりの演技で臨むものの、その在りかたと自分の気持ちとのギャップや忍び寄るストーカーの影に怯え、精神的に徐々に追い詰められていく様子がとてもリアルに、そしてそのリアルさが段々妄想的な部分と混ざりあって現実と虚構の区別がわからなくなっていく感じをすごい上手く演じています。
よろしければ一度ご覧くださいませ。