今週の『AIR』。

今週は第4話『はね-plume-』。
もう一人の佳乃に首を絞められた往人は観鈴によって助けられる。二人は意識を失った佳乃を聖の診療所まで連れ帰る。そこで聞かされる佳乃の過去。
母親を失くした小さい頃の佳乃は空を飛ぶことに憧れていた。母親の元へいけるようにと。そんな佳乃がお祭りの終わった神社で出会った一枚の羽。不思議な光を放つその羽に触れた時から、佳乃の中に別の人格が宿った。独り言をつぶやいたり、夜になると姿を消したり。そして自らの手首を切ったり。
そんないきさつを聖は往人たちに話した。しかし、そのとき佳乃は目覚めており、彼女もその話を聞いてしまったのだ。
次の夕方、再び姿を消す佳乃。しかしそれは今までとは違い自らの意思で姿を消したのだ。町中を探す往人たち。たどり着いたのはやはりあの神社。かつて子供のころに触れた羽の前で佳乃は意識を失って倒れていた。往人はその羽を手にすると不思議な感覚に襲われ、その羽を佳乃の胸に置き手をかざす。すると不思議な映像が頭をよぎった。それは羽にまつわる悲しい物語。遠い遠い昔の物語。そしてそのあとそこで母親に出会った佳乃は自分の意思でこの世界に戻ることを選ぶ。
憧れていた空へ舞い上がる左手に巻かれていた黄色いバンダナ。それは空へ行けない佳乃の代わりにはるか空の向こうに飛んでいった。
というわけで第4話。佳乃の話はこれで区切りで、来週からは美凪&みちるメインかな?
あー、DVD出たらなんか買いそうだな(笑)。そんな勢いです。