ユーロ2004 予選C組 イタリアVSデンマーク

いよいよ、(オイラ的には(笑))ホントのユーロ開幕です。アズーリの初戦です。相手は赤いバイキングです。
カンナヴァロの頭がタオルが引っかかりそうなぐらい五厘刈りになってようが、カモラネージの頭がバカ殿様になってようが(笑)、アレックスの頭がますます薄くなってようが(爆)、開幕するのですっ!
で、肝心の試合なんですが、まあ負けなかったので良しとしましょう。内容としては終始攻められて、機を見てカウンターなのですが、このカウンターのキレがありませんでした。トッティヴィエリをがんじがらめにされると手も足も出ない。やはりこの辺のバックアップは必要だったんではないかな。あとは中盤の底の二人。スタメンのザネッティとペロッタも頑張っていましたが、この組み合わせだと前の3人に球が出ない。リスク覚悟でピルロ、後半途中から出て潰し役としての役割を見事に果たしていたガットゥーゾミランコンビを試すのも悪くないのではないでしょうか。あとはバックライン。基本的には大丈夫だと思います。いくつか決定的なピンチもありましたが、ブッフォンの神がかり的なセーブで守りきりました。気になったのは終盤しきりに足を気にしていたネスタ。結局最後まで出ていましたが、今季何度か肉離れで戦線離脱していたので気になるところ。あとは警告をもらいすぎたこと。あとあとに響かなければいいのですが。。。
まあ、個人的にはトッティの動きにかなり不満が残りますが、総合的には初戦としては負けなくて良かったというところでしょう。予選リーグを苦戦→決勝トーナメントで調子を上げるというのはアズーリのお得意技ですから。
あと"悪童"カッサーノはまだまだ若すぎ。チームに全然フィットしてない。良くも悪くも何をしでかすかわからないのが彼の良さですが、好き勝手に動きすぎなので、これならディ・ヴァイオのほうがチームとしての動きをしては良いでしょう。
デンマークは名前の表記がいつも見ているのと違って最初は戸惑ったのですが、よく見るとほとんどいつもの選手。残念ながらグロンキアが家族の事情で今大会直前でチームを離脱したようですが、グラベセンがサスペンションで出られない中、良く戦ったといえるんではないでしょうか。相変わらず両サイドのスピード溢れる攻撃と、神出鬼没のトマソン、パワフルな守備には感心させられます。
で、C組はこの両チームと、あとはこの次の試合でブルガリアに圧勝したスウェーデンが決勝トーナメント進出を争うようです。
スウェーデンブルガリアの試合は見てないのですが、イブラヒモビッチラーションの2トップ、中盤からリュングベリと反則のような攻撃なようですな。うぅ〜、怖い怖い。。。