今週の『スターシップ・オペレーターズ』

今週は第8話『スターダスト・メモリー (後編)』。
ついに始まった王国の戦艦との戦闘。シノンが立てた作戦で王国艦4隻に立ち向かう。。。はずだったのだが、シェンロンは突如敵艦をひきつけるように加速する。それはアマテラスを逃がすため。シュウ唯一の戦力であるシェンロンが落ちればシュウは降伏せざるを得ない。そうすればアマテラスがシュウにとどまらなければならない理由がなくなるから。
その様子をサーチしたアマテラスだが、目の前の2隻との戦いに専念せねばならず、1隻を振り切り、もう1隻を沈めた時にはシェンロンは撃沈寸前。アマテラスの目の前で宇宙の塵となっていった。それと同時にシュウは降伏。アマテラスは敵艦を振り切り星系外へ・・・といくときに銀河ネットワークから待ったがかかり、判断が遅れているうちに残りの3隻に囲まれ窮地に。ワープで振り切ろうと考えたシノンは、そのためのプログラムを組んでもらうためにシメイの元へ行く。
しかし、そのとき明らかになった「あのひと」の存在。キスカたちが「あのひと」と呼んでいた黒幕の正体は。。。
というわけで第8話。今更気づいたのだけど、このスタオペって良く戦争ものにある撃沈される艦内の様子ってものを絶対に描かないんだなぁ。。。と。最初の時はたまたまと思ってたけど、ここまでそろえるとあえて、なんだろうな。原作で描かれている銀河ネットの視聴者を描かず、その位置に番組の視聴者(物語内のではなくリアルの、つまりオイラたち)を持ってきて、実際におきた湾岸戦争や、イラク侵攻などと同じ状態を作り出したいというわけか。そして現実の舞台裏はこうなってるんだよ、と言いたいのかな?それなら失敗じゃないだろうか。やらせを加えた表向きノンフィクションのドキュメンタリー番組と変わらないもの。とか思ったりした今回。ちょっとそう考えるとつまらなくなってきたかも。いや、そういう先入観は捨ててみたいなぁ。。。(^^;;