04-05セリエA 第20節 ユヴェントスVSブレッシア

Juventus 2-0 Brescia
(Juventus)
primo tempo  11"Trezeguet  43"O.G.

どうも年が明けてから調子がいまいちなユーベ。シーズン当初の安定感にも翳りが。そろそろ調子を上げてこないと下からミランの突き上げがきつくなってきたのでやばいかも。

左SBはザンブロッタが筋肉に張りということで、かわりにペソット。2トップは前節同様トレゼゲイブラヒモビッチデル・ピエロは控え。耐えろ、アレックス。チームが危機に陥った時に必要なのはキミの勝負強さだ。
試合は全体的にユーベペース。ペソットや後半から入ったビリンデッリの上がりが少ないために、主に右サイドのゼビナやカモラネージからの攻撃が多い。前半はズラタントレゼゲのコンビネーションにネドヴェドが絡んだりと何度もブレッシアゴールに迫り、前半11分、右サイドに張り出したズラタンが相手GKのカステラッツィのわずかなスペースに速くて低いボールを放り込んだところに、ファーサイドからトレゼゲが飛び出して見事あわせてゴール。その後、現地からの映像が途切れ試合は見れませんでしたが、前半終了間際、左サイドからズラタンが蹴ったボールが相手DFの足に当たってゴール。前半は2-0で折り返す。
後半はのんびりペース。後半早々にエメルソンを休ませ、代わりにオリベイラが入ると、オリベイラは積極的にボールに絡みミドルシュートを連発。ズラタンは比較的低い位置でボールを一度キープするとサイドに散らすが、散らしたあとはあまりあがらずあきらかに流しに入ってる。ここらへん(あと1点を取りに行かないところ)はちょっと気になるけど、得失点差が重要ではないセリエAではやむを得ないかな。
そして後半25分過ぎ。アクシデント発生。左サイドのゴールエリア付近で浮き球をハーフボレーに行ったネドヴェドが空振り。そこへ走ってきた相手選手の足が空振りしたネドヴェドの足に引っかかり、転倒。ネドヴェドは地面を激しく叩いて痛がり立ち上がれず。結局、即座にカポが替わりに入りネドヴェドは担架に乗せられたまま退場。
これはかなり心配。普段、怪我には強いネドヴェド。負傷直後は痛がっても、しばらくすると立ち上がり、交代するにも自分の足で退場することが多いネドヴェドだけに担架のまま退場とはかなり心配。次節は・・・とか言うレベルならまだいいけど、長期離脱となるようなら色々な意味で痛い。
ネドヴェドは一昨年のCL決勝にサスペンションで出場できなかった時からビッグイヤーにはチームの中で誰よりも執着心を見せていただけにぜひとも喜びを味わって欲しいのだけど。。。当然チームにとっても痛い。替わりはオリベイラが予想されるけど、まだネドヴェドの代役となれるには未知数。現在控えに甘んじているアレックスをこの位置ということも考えられるけど、最良とは言いがたい。でも、カペッロ、試してみてくれないかな。
とにかくネドヴェドの怪我が軽症であることを願っています。
試合のほうは結局そのまま2-0で終了。まあ、無難に勝ったというのが一番ぴったり来るかな。不安解消とまではちょっと言えない。
幸いミランリヴォルノに敗れてくれたおかげで勝ち点差は5に広がったけど、いろいろなことを考えると、そろそろペースアップして欲しいです。