MTVX2004

先日購入したキャプチャーカード『MTVX2004』。前のIODATAの『GVBCTV5/PCI』と比べてだいぶ性能アップ。ずいぶん昔のヤツだから当然ですが。(笑)
以前のカードからの大きな違いはまずPCのCPUなどのハードウェアに依存する割合の大きいソフトエンコードから、カード自体がエンコードしてくれるハードウェアエンコードになったこと。これにより、他の作業をするのにびくびくしなくてよくなりました。(笑)
それから録画中にその番組の映像を必ずしも出さなくてよくなったこと。友人の話だと、これはどうやら普通のことみたいですが(笑)、いままでのカードは必ず映像を表示しなければならなかったのです。これにより、負荷は上がるし、おまけにオーバーレイ表示になるので予約時間の直前に他の動画など見ていると、予約失敗になっていました(^^;;。今後はその心配もありません。
それから空き容量に関係なく予約できるようになったこと。いままでは2週間分予約しようと思ったら、予約の時点でその分全部の空きがないとだめだったので、常に100GB近くそのために空けていました。
あとはゴーストリデューサーや3DYC分離がついたことかな?
とにかく、圧倒的にパフォーマンスアップ。
ただ、それに伴って、今までの動画の作成法(使用するソフトや作業の順番)を変えなければならなかったことがちょっと面倒くさいところでしたが。
今までは
MPEG2に出力→TMPGEncで編集→AVIUTLでフィルタ掛けおよびDivX化&音声のWAV出力→WAVのMP3化→AVIUTLで再度映像と音声を合成
という手順だったのですが、今回のカードが排出する.m2pという拡張子のMPEG2だとうちの環境で読めなくなってしまったのです。まあ、MPEG2のままの編集だとそのファイルの構造上、場面場面の繋ぎ目をキレイにするのは難しかったので、これが自分のスキルアップにいい機会になったのかもしれませんが。ただ、その原因と思われるのが、今度出るMPEG Editorというソフトの体験版を入れたのが原因ぽいです。このソフト、前述のMPEG2での編集をキレイにできるようにするという代物だったのが、なんとも皮肉です。(笑)
で、今度からは
MPEG2(拡張子が.m2pのもの)を出力→AVIUTLでフィルタ掛け及びDivX化&WAV出力→WAVのMP3化→AVIUTLで再度映像と音声を合成→AVIUTLで編集
という方法をとることにしました。とりあえずDivXで保存するにはこのほうが結果的にキレイにできるので結果オーライ。ただし、そうすると録った画像をDVD化するときには前述の問題を解決しないと編集できない(DVDのVOBファイルの映像はMPEG2フォーマット)ので、近いうちに解決せねばならないのでがね(^^;。
最初はAVIUTLでの編集がなかなか感じをつかむことができず
(AVIUTLでDivXを展開すると動作が重くなる)難儀しましたが、数をこなしてくうちにだいぶ慣れてきました。
まあ、自分の手の内が増えることはいいこと。いい勉強させてもらいました。