アジアカップ、イラン戦。

頑張ってます、日本代表。見事1位で予選リーグ突破。ただし、正念場はここから。ユーロでもそうだったように、予選リーグの状態=決勝トーナメントの結果ではないですから。

ただ、ひとつ気になったこと。下でもふれた報道陣の姿勢ですが、最後0-0で迎えた後半のインジュアリータイム。実況の角澤と解説の松木。イランがプレスに来ない中、バックラインで球を回す日本代表に対して、
「後ろでまわさないで、もっと高い(前の)位置でボールポゼッションして欲しい。」
というような趣旨のコメント。
それまでの押されている状態で激しくプレスされているならいざ知らず、このまま0-0で1位突破決定なのに前へ出せ、と。相手が取りに来る気が無いんだからいいじゃん。今まで何度、そこで無理をして攻め入ったところを逆襲され悔しい思いをしてきたと思ってるんだ。ドーハの悲劇として知られる93年のイラク戦をはじめとして無理をして最後にやられたことが何度ある。横パスをカットしに来ないんだからそれでいいんだよ。もうみんなを混乱させるような中継ならば勘弁してください。そして、あそこでゆっくりボールをまわせるようになった選手たちに拍手。試合内容すべてが良かったわけじゃないけど、この試合が決勝戦じゃない。今日の試合に必要だったのは勝ち点3を録ることではなく、1位での予選突破を決めること。やるべきことはやっていたと思います。