ゆうまお2ndアルバム『someday』感想。
さて、『someday』の感想なんぞ。第一印象って感じでしょうか。
ま、あくまでもウチの感想なんで的外れでもご勘弁w
[M-01.クラブハウスサンド]
おなじみの最新シングル。ビリー・ジョエルの匂いを感じますw
ライブでバンドスタイルを始めたのが2005年の6月頃からだと思うのですが、サウンド的にそれがゆうまおさんの中でしっかり形になったかなぁ。と思いました。フィールドが広がったなぁ、と。
[M-02.Mr.ロンリーガール]
『スイートホームソング』のc/w。一年前のあの時期だからできた曲なんだろうなぁ。。。と今からすると感じます。詞はいろんなところで言われてますが、「That's ゆうまお」w
[M-03.答案用紙]
新曲その1。学校のベルのようなイントロが印象的。でも歌詞の内容はもっと恒久的なものと言うか。すごく歌詞から昔のことがオーバーラップ。
「あぁ どんなときでも
キミの隣で 自分らしく
がんばってきたんだ」
でも、それじゃ長くはうまく行かないんだよね。終わってから答え合わせ。あとになって気づくんだわ。
[M-04.ジンジャーエール]
『クラブハウスサンド』のc/w。この曲は個人的にすごい元気をもらえる曲です。
「神さまがもしも 見ていてくれたら
明日はきっと 晴れるはずだよ
心の底から・・・」
ここですね。とかく凹みがちな毎日。でもこれで乗り切れるみたいな。
[M-05.ノウティス]
新曲その2。ゆうまおさんの声の透明さがすごく際だった感じがする一曲。やさしい心穏やかなメロディーとふわっと嬉しくなるような詞。
「みちしるべは あなたの笑顔」にはニヤw
[M-06.蒼空にくちづけたら]
TVA『sola』のイメージソング。ゆったり壮大な世界観と音楽。悠久の世界がひろがる一曲。
この曲を象徴してるのは
「I'm glad to be with you」
なのかな?
[M-07.Black cat on the piano]
新曲その3。おどるようなピアノが印象的な曲。所々入るラテンチックなギターがアクセント。バーとかでかかるとすごく合う感じがする。MAYUKOさんの曲でこういう感じの曲ってなかったんじゃないかな?ライブで暗い照明の中、カウンターにもたれ掛かって聴きたいなぁ。。。
[M-08.戻れない証拠]
今回のセルフカバー曲。TVA『あさっての方向。』のイメージアルバム『木漏れ日ダイアリー-椒子編-』で椒子を演じる伊藤静嬢が歌った曲。
つよがりで素直になれない、悲しい歌。物悲しいギターの音色とサビの最後の「あはは」ってひとことが切ないわ。
サウンド的にはオリジナルと変わったイメージはないけど、ゆうまおさんの声で歌うと切なさが増すかなぁ。さすが涙で心を洗うアーティスト。
[M-09.スイートホームソング]
2ndシングル。ウチのイメージを一言で言うと『夕焼け空』。日が暮れたからおうちに帰ろうみたいな。ほっこりポカポカするなぁ。。。
このイントロのピアノが高いところから一気に低いところに行くところが音的には大好きです。
[M-10.a direction of the day after tomorrow]
TVA『あさっての方向。』イメージソング。タイトルは文字通り『あさっての方向』。
『蒼空にくちづけたら』が時間も世界も超えた壮大さというならば、こちらは日常の物語の壮大さと言う感じなんだろうかなぁ。。。
段々後ろに行くに従ってサウンド的にも壮大になっていくのも盛り上がる一因。そして最後はシンプルにピアノと声のみ。
まるでこの一曲で一つの物語を見ているみたい。それに尽きます。
[M-11.someday]
新曲その4。『ノウティス』がゆうまおさんの声をピックアップしてるとしたら、この曲は弾き語りアーティストMAYUKO@ゆうまおの真骨頂という感じかな?ライブでみるMAYUKOさんの姿がそこにはある、みたいな。MAYUKOさんそのものを体現してるように感じます。
最後に残るピアノの音がすごい心地いい。
そして詞が幸せに満ちているなぁ。ゆうまおさん、幸せのまっただなかなんじゃない?(笑)
ワンマンで最後にこの曲で締めくくるとすごくいいと思う。
[M-12.fine]
新曲その5。舞台の終了後のカーテンコールと言った感じ。ピアニストゆうまお。そしてsomedayという一つの物語が終わる。
<総評>
事前のインタビューで言っていた『key』がいろいろな挑戦としたら『someday』は自分のフィールドを最大限に表現したものというのがすごい分かりやすく伝わるアルバムでした。
そのフィールドは確実に年々広がってることを再認識させてくれました。
そしていい意味でいつも見ているMAYUKOさんがそこにいる、といった感じ。
とりあえず金曜日。これらの新しい歌たちがどう聴けるのか楽しみです。