『エンジェル・ゲート』@初台新国立劇場

『エンジェル・ゲート』初日終了。

んー、まだ初日なんでネタばれは避けますが、非常にぶつ切り感があり、流れの感じられない芝居だったなあ。。。ストーリーというか出てくるキャラの気持ちの流れが。
役者さんは頑張ってるんだけど。

なんだかなぁ。

見てる方の理解力が足りてないのかもしれないけど。(笑)

でももっと舞台の上のナンリエッタをみたいと思わせてくれるような演技でした。

他の役者さんも興味深い演技の人も何人も。でも、一人一人の演技が良くてもほかの役者との関係性をみると物足りない。なんかお互いの距離感や息遣いをさぐり合ってるような。そんな雰囲気。

たぶん本が練られてないとか、役者間の意思の疎通がたりないとかそんな感じかな。稽古やそのほかの交流でお互いの距離を縮めていく過程が足りなかったのかなぁ、みたいな。

普段一緒にやってない人たちが集まる商業演劇にありがちな物足りなさ。こういうところが小劇場系より魅力が少なくなってしまうんだよなぁ。

でも芝居は生き物。本番1回が稽古何回やること以上に効いてくることはよくあること。今日本番を経験してそのあたりをどれくらい解消できるのか。化ける芝居もあるからね。

もう一度頭の中をクリアにして明日の舞台に期待します。

厳しい感じの感想になりましたが、ゆーかちゃんが舞台映えするのは確か。それは単純にうれしいことでした。