CL予選リーグ・グループA ユヴェントスVSバイエルン・ミュンヘン

Juventus 2-1 Bayern Munich
(Juventus)
2nd Half    17"40"Trezeguet  
(Bayern Munich)
2nd Half    21"Deisler

前節、バイエルンにアウェーを敗れたユーベ。その後、リーグ戦のミラン戦にも破れ調子落ちも気になるところだけど、両方ともアウェーということで気持ちを切り替えて望んで欲しい折り返しのバイエルン戦。

ユーベは久しぶりの3-5-2。トップ下にはネドヴェドではなくデル・ピエロ、アウトサイドはカモラネージをベンチに置き、右にザンブロッタ、左にキエッリーニ
前半は両チームともゴール前でのシーンは少なく、中盤での潰し合いに終始する。ユーベの攻撃はズラタントレゼゲ、アレックスの3人が孤立しがちでバイエルンの分厚い守備にチャンスはザンブロッタの折り返しからニアに走りこんだトレゼゲのシュートがゴール右に逸れたシーンぐらい。
後半スタートからカペッロが動く。アレックスに変えてネドヴェド。これで中盤の底の二人、アウトサイドの二人と前線がつながり始める。何度か見せ場を作った後の後半17分。そのネドヴェドがつぶれたところ、こぼれ球をトレゼゲがゴールに叩き込み先制。これで一気に専守防衛のユーベペースになるかとおもったら、不用意にカモラネージが与えたファールでダイスラーが蹴りこみ同点。ここで再びカペッロが動き、その途中出場したカモラネージに変えてムトゥを投入。中盤のバランスが回復したところ、後半40分。ヴィエラがうまくバイエルンのディフェンスラインを斜めに横切って入り込んだトレゼゲにフワリとラインの裏にボールを出し、それをトレゼゲが再びゴールを決め勝ち越し。そしてそのまま逃げ切り。
まあとりあえずミラン戦で見られた嫌な流れはこれで少しは払拭できたかな。まあトレゼゲの決定力に助けられた面は否めませんが。だけど、もったいなかったのが交代で入ったカモラネージの不調でもう一枚交代枠を使わなくてはいけなかったことと、イブラヒモビッチの退場。ズラタンに関しては油断しなければ残り2試合でグループリーグを抜けられるだろうからいいものの、ちょっと不用意すぎた気も。まあ、とにかくこれで首位に。他グループでチェルシーミランが2位通過する可能性も出てきたことで1位突破のメリットというのは少なくなってきたけど、油断してるとブリュージュに食われかねないので上に行けるだけ行くに越したことはないかと。