JUVENTUS JAPAN TOUR FC東京VSユヴェントス

football juve 
FC東京 1-4 JUVENTUS
(FC東京)
前半  9"戸田
(JUVENTUS)
後半  6"Trezeguet 28"Sculli 30"Del Piero 36"Del Piero

というわけで行ってきました。味の素スタジアム。
ついに念願の。。。念願の生ユーベです。13年前、日本代表との試合のための来日のときは札幌から見に行くようなお金は持っておらず、トヨタ杯のときはチケットが取れず。ようやく、ようやく念願かなっての生ユーベです。
朝、友人たちと待ち合わせ渋谷のFoot Circleやそのほか色々と観光案内を兼ね(?)、ぶらぶらと。その後、開場時間前ぐらいに味スタへ。途中ユーロ・スポーツによろうとしたら、さすがに店内は人、人、人。必要なものは前日買っておいてよかった〜。(^^;;
そして場内入場。パンフを購入し、座席に着いたらとりあえず一服。荷物をまとめ、ユニを着込み、食事をとる。
6時を過ぎてしばらくすると、ピッチに選手が登場し、アップを始める。ユーベはまずはキメンティが登場。頭デカッ(笑)！そしてその後続々と他の選手も登場し、しばらくカメラ片手に練習を眺めてました。うわ〜、マジで本物だよぉ〜ととてもミーハーなことを思ったり(笑)。
そしていよいよキックオフ。
試合は序盤からFC東京が勢いよく攻め込む。縦のスピードが速く、ディフェンスラインは見事に混乱。とくにユーベの左サイドから藤田、石川、戸田が次々と突破。ボランチに入っていたアロニカがずるずる下がってディフェンスラインに吸収されてラインの統率が取れず、おまけに個々が走り負け。パリージにいたってはサクサク抜かれ、さらにカバーも間に合わず。中盤も右サイドに入ったカポは攻めては取られ、守っては抜かれの繰り返し。ネドヴェドも真ん中に絞りすぎていて、攻撃時にはパリージが孤立。本来サポートするべきアロニカも下がったまんまだからどうしようもない。そんな状態では取られて当然の先取点。右サイドから上がってきたボールに対し、ラインを上げきれず、マークも散漫になったところに3人飛び込む。そして戸田が頭でコースを変えてゴール。その後もFC東京の攻めは続き、中盤でペソットが孤軍奮闘しどうにか持ちこたえ、前半終了。正直この時点ではこりゃ、今日はだめかなぁ。。。というのも頭をよぎりました。
しかし後半、カペッロの打った手でユーベは見事に再生。まず、左サイドで孤立していたパリージに変えスクッリを投入。中盤に入っていたアロニカをCBに下げ、CBだったゼビナを左SBに。中盤はセンターにペソットとネドヴェド、左にカポ、右にスクッリ。トップは変わらずデルピエロとネドヴェド。
FC東京の攻めに馴れてきたのもあるだろうけど、今度はしっかりコースを切ってスピードに乗らせないようにし、中盤も左右のバランスを回復し、運動量の多いネドヴェドとペソットを中心にセカンドボールも取れるようになってくる。そうなればもうユーベペース。前半の右サイドとは打って変わって左サイドで再三ディフェンスを翻弄するカポ。スクッリもいいアクセントになり、ネドヴェドが本来の神出鬼没ぶりを発揮し再三ペナルティエリアを横切りながらミドルシュート。アレックスも守りでは前線から常にプレッシャーを掛け、攻めではそのテクニックを遺憾なく発揮し相手の選手を二人、三人と寄せ付ける。トレゼゲも気がつけばマークをはずし、ゴール前に詰める。
そんな変貌振りを象徴するようにネドヴェドがPA外から放ったミドルシュートをキーパーがはじいたところにトレゼゲがつめて同点。続いてスクッリが放ったシュートをキーパーは一度弾くもそのままキーパーごとゴールインで逆転。そしてその直後左サイドから折り返されたボールを走りこんできたアレックスがダイレクトでファーハイにドンピシャと叩き込み3点目。最後はアレックスがこぼれだまをこれまた叩き込んでハイ終了。
後半は完全なユーベのショータイム。後半FC東京の選手の足が止まったことも原因でしょう。序盤のサッカーならこんなに負けこむようなチームじゃないのに、と思ったりしましたが、この失速振りが今の成績につながっているのかな？
終了間際にアレックスが交代で下がると場内は割れんばかりの拍手。オイラもスタンディング・オベイションでアレを見送りました。
それにしてもこんなにいい得点シーンをたくさん見れるとは思ってもみなかったなぁ。それも全部、自分が座っていたゴール側での得点だったのは嬉しかった。以前ロビーが参加したJOMO杯のときもそうだったけど、間近に見れるのは凄い幸運。
やはりアレのテクニックは凄い、トレゼゲのポジショニングも凄いし、ネドヴェドの運動量も凄かった。テュラムも衰えたとはいえ後半の対応力はさすがでした。あとペソットも凄く頑張っていたのが印象に残りました。終盤、今回のツアーに特別参加していた弟と交代したときは場内にはなんともいえない暖かい笑いが(笑)。あっという間の90分。チケット代は高かったけど、これだけいい試合を見れたら満足です。親善試合とは思えないカペッロの勝負師魂に感謝、そして脱帽。(笑)
というわけで昨日撮った写真をいくつか。ホントはもっとたくさん撮ったのですが、腕が悪いせいでぶれたり、光量が足りなかったり。(笑)
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