今週の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』。

今週のSEED DESTINYは第23話『戦火の蔭』。
フリーダムの登場ののち現れたアークエンジェルから出てきたのはカガリストライクルージュ。オーブの紋章を肩に描いたその機体からオーブ軍に向けて発せられたのはオーブ軍の撤退を命じる言葉。オーブの代表カガリ・ユラ・アスハとしてのその言葉に動揺するオーブ軍だが、ユウナはネオからの圧力にカガリに弓を引く。そして再び戦闘状態。連合からはファントムペインガンダムザフトからはハイネのグフ、ルナマリアとレイのザクも出撃し、そこにキラとバルトフェルドアークエンジェル勢も加わり混戦状態。だが、キラのフリーダムはその圧倒的な力で次々に両軍のMSを戦闘不能状態に、そしてカガリはこの戦闘を止められなかった自分の無力さに涙する。そして襲い掛かる全てのMSを子ども扱いするフリーダムに反発したのはハイネ。フリーダムの圧倒的な力の前に激昂した彼はフリーダムしか目に入らなくなり、同じくフリーダムに激昂したステラのガイアに討たれてしまう。
そしてその様子を見ているしかできなかったアスランはキラへの不信感を抱いていた。
という感じで23話です。
国元を離れたカガリの呼びかけは説得力を持つものなのか非常に疑問。アスハの名前、そしてオーブの理念は国民には浸透しているって言うことなのか。とか思ってたらこれで戦闘が終わらなかったのは当然か。戦闘再開はユウナの自己顕示欲によるものでしかなかったのですが。止められず、父の説いた理念を思い出し涙するカガリ。まあ気持ちはわからんでもないのですが、早くアークエンジェルに戻らないと。でも、カガリ種割れできるし、ヤキンドゥーエの戦いを行きぬいたぐらいの腕はあるんだよね。本来は自分の身ぐらい守れるんだろうなぁ。オーブ軍には手を出せないからその腕も意味無しなんだけどさ。
しかし、フリーダム強すぎです。フリーダムのパフォーマンスの高さに加えて唯一のスーパーコーディネーターであるキラが種割れをしたら誰もかなうわけがない。他の相手にはその強さを見せ付けていたハイネくん。まったく手が出ず激昂してガイアを忘れてしまってやられたとはちと情けなさすぎた気もする。そしてそのグフを一蹴したガイアを蹴りで退けたフリーダム。蹴りですか?(笑)
そのハイネといえばついに言っちゃいました、西川くん。
ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
そのままですかい(笑)。なんか違う名言を残したいとか言ってたと思ったのだけど。それにしても回を追うごとにノリノリになっていただけに早い退場は残念。
そして恒例になったシンの影の薄さ。今回もフリーダムに一瞬で腕を切り落とされました。実質今回の出番はそれだけ。そして今回はアスランもオタオタするばかり。あー、それでいいのかアスラン。やはりキラ最強。アークエンジェルで「世界のバランスが・・・」みたいな話をしていたけど、キラ+フリーダム以上のパワーバランスを崩す要因は他にないですよ。そう考えると物語のクライマックスだったから当然だったとはいえ、対等に渡り合ったクルーゼ+プロヴィデンスは強かったのだねぇ、と再認識。あとはアンディことバルトフェルドパイロット復帰。相変わらず悪趣味なパイロットスーツだ(笑)。
来週は閑話休題。キラとアスラン、再び。そこに見えるはカガリミリアリア。来週はミリアリアの出番も多いのか?