2006ワールドカップ アジア最終予選B組第2節 イランVS日本

イラン 2-1 日本
(イラン)
前半 25" ハシェミアン
後半 30" ハシェミアン
(日本)
後半 21" 福西

まあ、アウェーでのイラン戦。負けてもしゃーないでしょ。次のバーレーン戦を取れれば。できれば引き分け以上になって欲しかったけど。今日はサイドの守備(とそのフォローに行く真ん中の選手も含めて)とまったくボールの収まらなかったトップ。とくに二人ともトップがサイドに流れちゃったら真ん中に誰もいないじゃん。そういう意味ではそこらへんの課題をどう対応するかのほうが大事。サイドの守備も簡単に抜かれちゃうから宮本や中澤が引っ張り出された上に、きちんと絞らないといけない逆サイドのSB(特に加地)の守備が甘いからやられちゃう。イランの攻撃陣は真ん中に必ず誰かいて、両サイドを入れ替わり立ち代りポジションを替えながらついてくるから、捕らえるのは難しかったろうけど、2点目を決められた時の加地のポジショニングはなんだかなぁ。。。って気が。攻撃ではヒデと組んでいいタイミングで何度か上がってたけど、この守備で台無し。
意外だったのは柳沢。前向いてボール持ったらゴールを狙いに行ってたし、真ん中で競っても競り負けてなかった。ホントは高原がしないといけないことだったと思うけど。同点ゴールのシーンの競り勝ってボールを落としたのが象徴的。それ以外のシーンでも、高原や大黒の動き見て真ん中にいなきゃいけないときにはしっかりいたし。まあ、柳沢の売りはそこにはないし、それは他の選手の役割ではあるけれども、常にゴールを狙えば彼の売りである動き出しの質の良さや視野の広さは武器になってくる。これは意外な収穫だったかな。現状では鈴木+誰かが無難なのかな、とも思った今日の試合。
とりあえず大事なのは次のバーレーン戦。バーレーン北朝鮮相手にしっかり勝った上に、日本への移動は負担が少ないからホームの利を生かしづらいけど、ここで勝ち点3取れないと、最低でも相手に勝ち点3挙げないようにしないと苦しい。