今週の『AIR』。

今週は第9話『つき-moon-』。
母と再会した神奈は母ともに山を下りようとする。しかし、行く手を遮るものあり。多数の兵が山を上ってくる。襲い掛かる矢の雨に倒れる母だが、最後の力を使い敵を一掃する。そして母から子に伝えられる翼人のさだめ。この旅の一部始終を母に伝え、お手玉を披露する神奈。そして母は静かに逝ってしまった。泣きじゃくる神奈だが悲しみに浸るまもなく取り囲む敵の手勢。そして神奈は自分の力を使い柳也たちを逃そうとする。空に放たれる数多の矢と僧たちの呪詛に縛られてしまった神奈はその空に消えてしまう。柳也はその光景を目の当たりにし自棄になって敵に切り込もうとするが、裏葉が身を挺してそれをとどめる。「まだ神奈さまは空にいる」と。
そのときあらわれた僧により、柳也と裏葉は代々翼人を助けてきた寺へと導かれる。裏葉は神奈を助けるために法術を学び、柳也は呪詛に縛られ傷が治らず徐々に衰弱していくなか翼人のことを伝える書をしたため、二人はいつの日か神奈を助けられるようにと子を残す。子ができねばまたその子が。その子もできなければまたさらにその子が。いつとも知れぬ願いを込めてその血は受け継がれていく。
そして時は現在。海辺にいるのは飛べないカラス。あの日、往人と観鈴が出会った場所でカラスは観鈴と出会う。それは観鈴ともう一度やり直したいという往人の願いが起こした奇跡の始まりだった。
というわけで第9話。summer編終了。もう画面が曇って見えへんわ。(T_T)
母・八尾比丘尼のいまわの際に懸命にお手玉を披露しようとする神奈。そして柳也と裏葉を助けるために空に飛び立った神奈。生まれ出こどもに未来を託してその人生を閉じる柳也。どれも胸に来るものが。。。
来週からはAIR編。ちょうどイイ感じに原作のストーリーが頭の中で霞がかったような状態になってるので、新鮮な気持ちでみれますわ。