今週の『AIR』。

今週は第7話『ゆめ-dream-』。
朝、往人がいつものように観鈴を迎えに行くと、そこには倒れている観鈴の姿があった。観鈴の看病をしながら往人は母の言葉を思い出す。
「女の子はね、夢を見るの。最初は空の夢。夢はだんだん昔へと遡っていく。その夢が女の子を蝕んでいくの。あるはずのない痛みを感じるようになり、やがて女の子は全てを忘れていく。一番大切な人のことさえ思い出せなくなる。そして最後の夢を見終わった朝、女の子は死んでしまう。」
「海に行きたい」という観鈴の願いもかなえることができず、激しい痛みに苦しむ観鈴を見ていることしかできない往人。そして自分にも突然襲い掛かる痛み。
だから往人は観鈴のもとを去ることを決意する。「二人の心が近づけば、二人とも病んでしまう。二人とも助からない」から。自分が離れれば観鈴も元気になるはずだから。
そう思って街を出ようとする往人の頭の中に蘇る記憶。人形にこめられた願い。観鈴への気持ち。それに気づいた往人は観鈴のもとに再び舞い戻る。
観鈴を笑わせたい。ずっとそばで笑っている顔を見ていたい。もう一度最初からやり直したい。。。その思いは。。。
痛みが引き、再び目を覚ます観鈴。そのそばには往人の人形がただ一つ。往人の姿は見えない。
時は遡って1000年前。そこで出会う柳也と神奈。それは延々と続く、悲しい物語の始まりだった。
というわけで第7話。ついにDREAM編からSUMMER編に突入。どんどん衰弱していく観鈴と、自分が観鈴のためにできることに悩む往人。ようやくその悩みを断ち切って観鈴のもとに戻った往人はなぜか姿を消すわけですが。。。ここで話は物語の発端となる1000年前に舞台を移す。柳也と神奈、裏葉のものがたり。そしてそのあとに待っているのはAIR編。あぁ。。。