今週の『蒼穹のファフナー』

今週のファフナーは第18話『父親〜おもいで〜』。前回、竜宮島破壊のために人類軍から見捨てられた兵士たちは竜宮島に残ることに。カノンは一騎たちのクラスに編入することになる。
一方、真矢の父親である人類軍のミツヒロ・バートランドフェストゥムとの最終決戦に備え、パイロットとして真矢を島から連れ出そうと画策。そんな折り、先天的な欠陥があるためにファフナーパイロットとして登用されなかった真矢の記録は真矢の姉・弓子が改ざんしたものであることが発覚。弓子と母・千鶴の責任を問うための査問委員会が開かれることになる。
しかし、この二人を助けようと次々と自分が改ざんしたと申し出るものが続出。総士を皮切りに衛、咲良、剣司、一騎、しまいには悪乗りした溝口のおっさん(笑)、最後には島のコアでもある乙姫まで名乗り出る。結局、査問委員会は茶番(笑)のまま終了。ミツヒロも諦めて島を去らざるをえなくなる。

それにしてもAパートのカノンの自己紹介が個人的にはツボ。まるでフルメタ相良宗介を思わせるような言動(笑)。戦争しか知らない子供が(かりそめとはいえ)平和な学園生活に入ってくるとこういう風になるものなのかな。オイラ的には嫌いじゃないです。
全体的な流れとしては先週も言ったのですが、物語の序盤の島の雰囲気とはだいぶ違ってきて話に血が通ってきたかなというのが素直な感想。このあと話の展開はシビアなものになってくれるとは思いますが、ただ闇雲に暗くするのではなく気持ちの流れが感じられるようになってくるような期待を持たせてくれます。