CL予選リーグ・グループC アヤックスVSユヴェントス

Ajax 0-1 Juventus
(Juventus)
1st Half    42"Nedved

いよいよビッグイヤー獲得に向けての第1戦。激戦区C組で戦うことになったユーベの第1戦の相手はアヤックス。新生オランダ代表の中盤の要であるファン・デル・ファールトスナイデルを軸にしてくるアヤックス。ここにちょっと前までズラタンの名前もあったかと思うとゾッとします。イブラヒモビッチの移籍は二重の意味でよかったぁ。。。(^^;;
というわけでユーベのスタメンはこんな感じです。

おお!ズラタン、スタメンっすか!トレゼゲ、アレックス、ズラタン。。。誰を選んでも遜色ないんですけどね。ズラタンVSラフィの因縁の対決か。ポジション的にはかぶらないですけど、実際に先日の親善試合でやりあってますからね。それから右SBにはビリンデッリ。ゼビナが予備戦に続き昨年のローマ時代のサスペンションのため。
昨日のラーションを迎えたセルティック・パーク程ではありませんが、イブラヒモビッチを迎えたアムステルダム・アレーナ。試合前には拍手での出迎えの中、試合開始。
いきなりのソンクのゴールバーへのシュートでオープニング。それを機に徐々にユーベもエンジンがかかる。イブラヒモビッチデル・ピエロネドヴェドのトライアングル、そこにオーバーラップしてきたザンブロッタが時折絡む攻撃から何度かチャンスを生むが、守備が微妙にちぐはぐ。ザンブロッタが攻めあがったあとのスペースを利用されたり、右サイドのビリンデッリの不安定さを突かれたり、そこにあまり中盤のプレスがいまいちなことも重なって、ピンチもチャンス同様数多く招く。ネドヴェドもいらないイエローカードをもらったなぁ。。。右サイドのカモラネージもいまいち。対面のマックスウェルがイイ上がりを見せるから、あまり動けないのもあるのですが。。。
そんな一進一退のまま試合は進み、そのうちだいぶ落ち着き始めた前半42分。アレから出たフワッとしたパスをカモラネージがうまく落としたところに、ネドヴェドが走りこみ、タイミングをうまくはずした右足のアウトサイドで蹴ったチョップキックがゴールの左上に決まり先制!そして前半終了。
後半は開始直後から3バックにして攻勢に出たアヤックスが完全にペースを握る。右サイドを中心に次々と襲い掛かり、ユーベも後手後手に。そしてカペッロはビリンデッリに替えてペソット、カモラネージに替えてオリベイラ。。。を投入といきたかったのですが、直前のプレーでネドヴェドスナイデルのバックチャージを受けて負傷したためネドヴェドを下げてオリベイラ。終盤はデル・ピエロに替えてアッピアを入れ、逃げ切り体勢に。そしてどうにかアヤックスの猛攻を退けて、タイムアップ。内容はいまいちも、アウェーで勝ち点3を得られたのは大きいなぁ。。。(^^)
なんといっても大きかったのはブッフォンの安定感。いつものような神がかり的なセーブの場面はなかったのですが、並みのキーパーならファンブルしたり、跳ね返すのがやっとのクロスやシュートをことごとくキャッチ。ソンクやファン・デル・ファールトが飛び込んでくる場面が多かっただけにこれは大きかった。それから、気になるのは右サイドの出来。現状ではDFラインの右はゼビナに頼るしかないか。中盤では好調時のように動けないカモラネージならもともと守備的にも期待できないので、代わりに好調のオリベイラを最初から使ったほうがいいかも。アッピアをバックアップにして。あとはネドヴェドの怪我。足を引きずりながらも、自力で退場したので長引かないと期待はしたいけど、情報待ちかな。ある程度オリベイラが、ネドヴェドのバックアップとしても使えるだろうめどはついたけど、前述の通りカモラネージの調子と、オリベイラ本人の今のところのベストポジションで考えると、やはり彼が抜けるのは痛い。いつまでも頼ることは出来ないのだけど、現状では彼の精神力は誰も替えが効かないので。(反面、今日のように熱くなりすぎてイエローとか貰ってしまうこともあるのだけど。)
とにかく、今日の収穫は勝ち点3を取れたこと。次はトリノでマッカビ・テル・アビブを向かえる試合。さて、どうなりますか。