CL予選リーグ・グループF セルティックVSバルセロナ

Celtic 1-3 Barcelona
(Celtic)
2nd half    14"Sutton
(Barcelona)
1st half    20"Deco
2nd half    33"Giuly  37"Larsson

開幕戦の行われたセルティックのホーム、セルティック・パークの雰囲気はとても牧歌的でイイ感じ。スコットランドとか、アイルランドのサポーターって、ホントに"サポートする"いい雰囲気でいいな、って思います。(^^)
さらにこの対戦は昨季まで在籍していた英雄ラーションが相手のバルセロナに移籍したこともあり、色々な意味で興味のある一戦となりました。
戦前はこのホームでは無類の強さを誇るセルティックを相手に好調バルサがどう立ち向かうか、という感じもしましたが、終わってみればバルサの快勝。
内容的には点差ほどの差は感じなかったのですが、バルサは今季公式戦初出場となるロナウジーニョの調子こそいまいちだったものの、序盤から今季加入の2列目でデコやジュリーがいい感じでフィットしていて、昨季以上の攻撃の厚みを見せてくれます。正直、昨季の復調の要因の一つであるダーヴィッツの引止めに失敗した部分はどう出るかなと思ったのですが、リーグ戦ではモッタ(先日のリーグ戦で大怪我してしまいましたが)が穴を埋め、さらにこの試合ではそのモッタの穴を更に埋めるようにジェラールが機能。試合終盤にはラーションが登場。ディフェンスのクリアミスをかっさらって、見事ゴール。敵地セルティック・パークで見事勝利を飾りました。
この勝利はバルサにとって貴重なものになるでしょう。ミランシャフタル・ドネツク相手にセードルフのゴールで勝ったようですが、先日のリヴォルノ戦を見る限りまだまだ本調子には上げていないようなので、その隙に抜け出せばかなり有利になってくるのではないでしょうか。
セルティックも負けてしまったのですが、内容的にはそれほど悪くなかったのでまだまだわかりません。このグループの鍵はセルティックが握っているような気がしてなりません。
それにしてもラーションが決めたときのなんともいえないどよめきと、ラーション自身もこの地への思い入れか、喜色満面とはいかなかったようで、静かなゴールとなっていたのが印象的でした。