Fマリノス、三連覇。

本日はJ1の1stステージ最終節でした。というわけでNHK(こっちはホントの"日本放送協会"のほうね。(笑))の総合でFマリ×鹿島、BSで磐田×広島をザッピングしながら観戦。結果はマリノスが勝って昨年の1stステージから3連覇。岡田さんが就任時に言った「磐田、鹿島の2強時代に割ってはいる。」という公約は記録上果たされたといってもいいでしょう。
でも、なんか腑に落ちないのですよ。いや、いいチームです。いい選手揃ってます。いい監督もいます。でも、N-Box*1とかやってたころの磐田のような凄みを感じないんですよ。こんなこといったらアーセナルサポに怒られそうだけど、今年イングランドプレミアリーグを無敗で優勝したアーセナルに似たものを感じるのです。アーセナルベンゲルという名将のもと、アンリ、ピレス、ヴィエラといったフランス代表を先頭に数々の名選手ですばらしいサッカーで優勝、しかも無敗の大記録ですよ。でも、90年代前半のミランベッカムが出始めたころのマンチェスターUを見てると感じる凄み、なんていうかなぁ。。。「こいつらには絶対かなわん!」と相手チームに思わせるような凄みを感じないのですよ。(実際かなうかどうかは別として)
Jでも前述のN-Boxをやってたころやドゥンガのいた頃の磐田なんかには感じたんですけどね。
いや、まあ、そんなことを言ってもケチつけるわけではありません。Jリーグを戦いながら、同時にシーズン前からA3C、ACLでアジアの強豪と戦って、おまけに各年代の代表に選手を送り込みながら、ナビスコ杯も戦う。そんな常軌を逸したスケジュールの中、1敗だけで優勝したということは素晴らしいです。いや、素晴らしいの一言で片付けるのは失礼でしょう。
とにかくそんなことはいいながらも3連覇はとんでもなく素晴らしいことです。おめでとうございます。>選手、コーチ陣、フロント、そしてサポの皆さん。

*1:磐田のMF名波を中心に彼の周りに4人の中盤を置くシステム